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2024年9月3日
牛ヒレ肉の魅力と美味しい食べ方
高級な部位「ヒレ」は、きめ細やかで、しっとりとして柔らかい肉質が特徴。
「ヒレ」は、「ロース」の内側に背骨に沿った場所に位置しています。ほとんど動かすことのない部分で、筋肉がほとんど発達しないことから、肉質はきめ細やかで非常に柔らかい食感を持っています。脂肪分が少なく、上品で繊細な味わいが楽しめる部位です。ダイエット中でも比較的安心して食べられる一方、しっかりとした旨味があるため、食べ応えも十分です。
【最高級部位シャトーブリアンとは】
「ヒレ」は、牛一頭の枝肉全体から2%ほどしかとれず、「ヒレ」を好む人が多くいるため、特に希少性が高く、高級部位として取引されています。「ヒレ」を3分割にしたときの中央の芯の部分は、「シャトーブリアン」と呼ばれていて、さらに希少性が高く、キメ細やかな肉質と柔らかさに優れており、ヒレの中の最高級部位として知られています。
ヒレの中の頭に近い方は「フィレミニヨン」、もも(お尻)に近い方は「テート」と呼ばれます。「フィレミニヨン」は、頭に近い方になるほど薄くなり、霜降りが入りやすくなります。「テート」はモモに近いので、赤みが強く、サシはほとんど入りません。
【ヒレの美味しい食べ方は?】
美味しい食べ方としては、ステーキが最もポピュラーです。肉の風味を最大限に引き出すためには、塩・コショウで味付けし、シンプルに仕上げるのがコツです。焼き加減をミディアムレアにすると、柔らかさとジューシーさが楽しめます。